裁判員裁判⑪証人

この事件では、主犯格が証人として証言します。主犯格にとっては不利な内容ですが、被告人が従属的な役割であったことがうかがえます。被告人の父親も証人として証言します。あまり裕福とは言えない家庭環境の中で、被害者に相応の金銭を支払って示談していること、被告人を今後しっかり管理監督することが述べられます。
また、被害者も出廷して証言します。一応示談が成立しているので、被告人が正当な裁きを受ければ許してもよいという趣旨の内容です。検察官が女性なので、被害者に対しても「愚かな行為をした」と反省させるような質疑応答がありました。