蜜蜂と遠雷 恩田陸

コロナの巣ごもり中に読書が増えましたが、蜜蜂と遠雷は極めて印象に残った作品です。ピアノコンクールに臨む若手ピアニストたちの物語ですが、音楽を文章で表現することがここまでできるのかと感心します。直木賞と本屋大賞をダブル受賞するだけの評価に値する作品だと思います。逆にこの作品を映像化することは困難かと思いましたが、映画化もされているので機会があれば観てみたいと思います。